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京アニ大賞・大賞受賞作「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」感想

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第5回京都アニメーション大賞、大賞受賞作、暁 佳奈・著「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を読みました。

京都アニメーションが主催する「京都アニメーション大賞」は、現在第7回まで開催されていて、その中で、今現在、唯一の大賞受賞作となっているのが、この暁 佳奈・著「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」となっている。

京都アニメーション大賞受賞作品は、KAエスマ文庫から出版されていて、その中には、「中二病でも恋がしたい!」「境界の彼方」など、京都アニメーションによってアニメ化された作品もある。

それら、今までアニメ化された作品は、全て奨励賞受賞作となっているが、その中でいくつか原作となる小説を読んだことがあるが、まあまあそこそこ面白かったが、今回の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、大賞受賞作だけあって、さすがに頭一つ抜けて面白かったと思います。

そんな「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ですが、「KAエスマ文庫『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト」で、第一章が無料で読めます

この第一章を読むと、大体の作品内容が理解できると思うので、ぜひ読んでもらいたいのと、第一章を読んでることを前提に感想を書かせてもらおうかと思います。

第一章試し読み(1/2) : 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト | KAエスマ文庫


自動手記人形(オート・メモリーズ・ドール)とは、人の肉声の言葉を書き記す「代筆」する機械だが、自動手記人形のように代筆屋をこなす者のことも、今では同じ呼び名で親しまれている。ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、その代筆屋をやっている生身の人間で、数々の依頼主の元へ訪れ、さまざまな「代筆」をしていく話となっています。



「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 Violet Evergarden CM


で、このおなじみのPVとなるわけですが、これは、その数々の依頼主の「代筆」エピソードの1シーンをそれぞれ描いたものとなっています。

そして、この代筆屋になる前のヴァイオレット・エヴァーガーデンには、壮絶な過去があって、結構残酷なシーンとかがあって、それまでの心温まるエピソードとはまた違った展開があるんだけど、話の流れとしては、代筆屋としての仕事先での数々のエピソードが語られた後に、壮絶な過去が明かされるという構成になっていて、最終的な本作のテーマとしては、道具が人間となって恋をする話という、割りとベタな展開だと思うんだけど、第一章を読むとわかると思うが、独特の空気感で繊細で丁寧な描写に引き込まれていくと思います。

読書メーター」という本の感想を投稿する?サイトがありますが、ここの感想を読んでみるとこの小説は結構女性読者が多くて、結構評判もいいんだけど、作者も女性だし、作品を思い返してみると、なるほど、ちょっと少女漫画っぽい作品かなと思ったりして、男性よりも女性の方が心打たれる作品なのかもしれないと思ったりしました。

僕としては、エヴァーガーデンの一途で健気な恋心が魅力の素晴らしい小説だったと思っていて、アニメ化も決まっているわけですが、アニメ映えするストーリーだと思うし、京アニの作画で素晴らしいアニメが出来るだろうと思うので大変期待してます。


ちなみに、KAエスマ文庫って入手が難しいと思うんですが、「販売店舗情報:KAエスマ文庫」に載っている書店でも売ってない場合があると思うんですが、アニメイトとかで売っているのを見かけたことがあるので、覗いてみるといいかも。

最終的には、ちょっと送料がかかりますが、「京アニショップ」でのネット通販を使うという手もあります。

僕の場合は、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、近所の普通の本屋で買うことが出来たんですが、他のKAエスマ文庫の小説をこの間、京アニショップ通販で注文してみたところ、発送されるまでに1週間くらいかかったりしてちょっと発送作業が遅いですが、まあ気長に待ちましょう。