この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 考察

考察というか、思ったことを書いてみようと思います。

主人公が実際に辿った歴史


YU-NO アカデミー」の「6・主人公&ユーノがたどった歴史とは?」では、

プロローグ → 異世界編 → 現世編 → この世の果て

上記の順が、主人公が実際に歩んだ順番という説なんですが、これがかなりしっくりくる。

あのプロローグで龍蔵寺に拳銃を向けられて、地震が起きて、目覚めた時点で既に異世界へ行って戻ってきたけど記憶を失ってたわけですね。そして、剣は異世界から持ち込まれたと、だからあの三角山の中に落ちてたと。なるほどーって思いましたね。

そんで、現世編で宝玉集めて三角山の中に入って、王の名を入力したところで、異世界編の記憶を取り戻すっていう。ああそうかーっと凄い納得しましたね。

アイテムとか主人公の記憶とか

カオスの矯正とは

事象移動により持ち越せるモノ(物体に限らず)が世界の許容範囲を逸脱した場合、それは世界から「矯正」を受ける対象となる。例えば主人公は、チャートの終端地点にたどり着いた際に「カオスの矯正」として強制的に始端地点まで飛ばされてしまう。これは異端分子の知識・モノを持つ主人公がより長い時間を過ごすにつれ、主人公の可能性存在が増える=可能性世界の増殖速度が指数関数的に増大する為である。

また、「カオスの矯正」を受けた主人公は事象移動前の記憶を殆ど忘れてしまう。これは別事象での記憶を失う事で、ある程度反復した行動を対象者に半ば強制する事を意味する。つまりRデバイスを所持する主人公の無数の可能性存在が各事象にのさばる事で、可能性世界が無限に増殖する、そのような事態を世界が未然に食い止めている。もっと具体的に言うと、主人公の行動パターンがカオス領域に発散せず一定の周期軌道内に収まる事を実現していると言える。つまり、事象移動者の行動パターンが一定の周期軌道内に収まるという事は可能性世界の増加に頭打ちが来るという事である。YU-NOのチャート分岐が定められた数しか無いのも、これにより説明出来る。(この世の果てで恋を唄う少女YU-NO - Wikipediaより)

つまり要約すると「事象移動すると主人公は記憶を殆ど忘れてしまうから分岐が定められている」ということだと思うけど、では、プレイヤーの記憶はどうなるのか。プレイヤーの記憶があるからゲームが進行出来てるわけだし。「殆ど」だからかすかに覚えてて行動出来てるのかな?

次に、アイテムの所持について、ですが、これについていろいろ考えたけど、「異次元空間にアイテムが保管されていて、いつでも取り出せる状態になっている」という結論にいたりました。

龍蔵寺に捕まって縛られてる時に「リフレクターはどこだ!」みたいに言われるシーンがあったと思うけど、体をまさぐれば見つかるはずなのに出てこないわけなので、異次元にアイテムが保管されていると考えるしかないだろうと。

まあ、ここに関しては、他のリアルなゲームでも、そんなにアイテム持てないだろうとか、リアルに考えるとおかしい部分というのはあるので、ゲームのお約束というか、ゲームなんだからそういうもんだと考えるしかないと思いますね。

歴史のループと、神奈について

神奈は、50年前の写真にアマンダと共に写っているわけだが、つまり、たくやが高校3年だから18歳と仮定してみても、たくやが生まれる30年以上前から生きていたということになる。

これにより、たくやは、生まれる前から、異世界へ行くことが確定しているわけである。だってそうでしょ、たくやが異世界へ行かなければ神奈は生まれないわけだから。

ここは、デラ=グラントが8千年前の地球に物理衝突するのと同じループ構造になっていると思います。

あと、神奈は、たくやが生まれる前から堺町周辺に住んでいるわけですよ、つまり、たくやの母親・ケイティアが生きていた時代に生きていたし、ケイティアは、ゲーム中では龍蔵寺の家となっているあの武家屋敷の元々の住人だったらしい(YU-NO完全ガイドより)ので、堺町にずっと住んでたとこになる。

だから普通に考えると、神奈とケイティアはあっていても不思議ではない。だからなんだと言われると困るんだけど、まあ、直接の接点はなくても、有馬広大を通して接触していてもおかしくはないと思っている。


あと、これはあくまで仮定の話だけど、「神奈の息子が、たくや説」というのを可能性の一つとして上げてみようと思う。というのは、神奈は50年前からずっと同じ姿なわけですよ、あの見た目だから「子供生むなんてそんな」って思うわけだけど、50年生きてるわけですよ、たくやが生まれた時点で30年生きてるわけよ、だから、子供産ん出ててもおかしくないし、その子供が18歳以上とかになってても全然おかしくないわけですね。

まあこれは、そんなわけないと思うんだけど、仮定の一つとして上げてみました。


あとは、プロローグのあの、龍蔵寺に拳銃を向けられて地震が起きた後、たくや、龍蔵寺、亜由美は、異世界へ飛ばされたわけだが、あの場所に神奈もいたわけだが、神奈は異世界へ行くことはなかったのか、なぜあそこにいたのか。

いろいろ疑問はあるけど、いろいろ考えると頭がこんがらがってくる。制作者がどこまで考えて作ってたかもわからないので、どこまで深読みしていいのかも難しいところですね。

リメイク版終わらせたけど、今度はPC98版でもやりながら、いろいろ謎を検証してみようかなと思ったりしてます。

19年くらい前から何度もプレイしてきたことのあるゲームなのに、今さらながらいろいろと深読みしたくなってきてるんだから奥深いゲームだ。