『ミステリートF』制作再開!だらだらと語る

YU-NO」の作業が終わり、「ミステリートF」の作業が再開されたことが5pb.ツイッターアカウントで発表され、同時に、「ミステリート」と「探偵紳士」の版権がMAGES.に移管されたことが発表された。

菅野ひろゆきメモリアル」が発売されたのが、2013年1月18日なので、あれから丸4年の歳月が過ぎたことになる。紆余曲折があったが、なんとか発売されそうで一安心なのと、「探偵紳士」も移植されそうで嬉しい限りです。

権利がMAGES.に移ったということは、当然アニメ化もあるでしょう。「YU-NO」よりは、ミステや探偵紳士はアニメ化しやすい内容だと思うし、菅野ひろゆきメモリアルに収録されている追悼本で、子安武人さんがインタビューで探偵紳士はアニメ化するべきだと言ってて、僕も探偵紳士のアニメ見てみたいと思ってる。

少し追悼本から、子安武人さんのインタビューを抜き出してみると・・・

僕は、探偵紳士はアニメにするべきだなって、ずっと思ってて、アイドラーからあの女の人が来て、んで、仕事を受けるまでのやり取り30分会話だけのアニメで良いなってぐらい、それぐらい面白いなって。

ずっとこう、悪行が座ってて、そこに女の人が座ってて、んで色々会話しながら、そうなんだなって、どんどん裸にひんむいていくというか、Hなことを言いながら、男女の会話をやりながら、これで30分いけるなって。

探偵紳士ってこれでいんだなって。ゲームはそこから色々派生して行くけど、アニメ、これ「大人アニメ 探偵紳士」っていう題名でいけんじゃねえとか(笑い)深夜、大人アニメでやるべきだなとか思いながら、未だにそんなこと考えたりして。それだけで見ていられるぐらいの、会話力、面白い会話をするんですよね。

(中略)

地なんですよ。そのあの何だろう。口語?いわゆる普通に喋っている言葉のように文章が成り立っているから、ほとんどトチんないんですよ。台詞の収録で。気持ち悪い並びになってないし、日本語って特有のリズム感があって、「五七五七七」のように凄くリズムになっているんですね、日本語って。そのリズムが気持ち良いんですよ。

ここでこう何でこうなるの?っていうような並び方をしていない。だから、半分読めば大体最後の方のフィニッシュがわかるような文章形態になっている。だからトチらないっていうか、それがね、その、日本語が綺麗というか、喋りやすいというか。

(中略)

あの、無駄な会話とか、無駄な言葉とか一杯使うじゃないですか。日常において。んで、同じ事繰り返すじゃないですか。バカみたいに。

そういうようなものが平気で入っているんですよね。さっき言ったでしょって事をまた同じように言って、一文の中で同じ言葉が二個三個当たり前のように入っているし、結構しつこくあるんですよね。ああいうのが、なんかこう日常的な人間っぽさというか。作った、フォーマット上の記号的な人間ではなくて、そこにこう、悪行がさも居て、居たらこういう風に喋るんじゃないかなと思うような台詞になっているところが理想的?だからやっぱりさっきも言った通り、あんまりトチる事もなく、素直に台詞が出て来る。”菅野さん”あの時収録めちゃくちゃ早かったです。ほとんどトチんなかったですね。やっぱりね、引っかかるやつはもの凄く引っかかるんですよ。何でここで!っていう。

もう、何かね、「五七五三・・・」とか。オイって言うようなそこつまずくだろうどう考えたって、みたいな文章とか結構あるんですよね。凄いやりづらいから、うん。菅野さんの作品は、ほんと喋りやすかったですよね。


菅野作品の魅力って、シナリオやゲームシステムもあるけど、会話劇が魅力だと僕もずっと前から思ってて、「EVE burst error」だと、小次郎と氷室恭子の会話とか、北条まりなと御堂真弥子の会話とかその他のキャラクターの会話もそうだけど、それだけで面白いっていう。

YU-NO」だと、たくやと絵里子先生の会話とか、澪との会話とか、豊富との会話とか台詞の応酬が面白いんだよね。

Netflixで、「ギルモア・ガールズ」というローレライとローリーという母娘を中心としたコメディードラマが好きで見てるんだけど、あれもテンポのいい台詞の応酬が面白くて、ギャグとかも散りばめられていて、ちょっと菅野シナリオっぽいなと思ってるんだけど、菅野作品って、海外ドラマのノリがあるような感じはしますね。

話かわるけど、先日の「『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』音楽家・高見龍氏インタビュー 今明かされる『EVE burst error』『YU-NO』秘話」で、高見龍さんが、「EVE burst error」の音楽の一部を担当していたり、「YU-NO」では、梅本竜さんが失踪後、高見さんがその後の音楽制作を引き継いだことが明かされたけど、サターン版移植では、佐藤龍一さんが音楽の移植を担当し、その後のアーベル作品の音楽もこの方が制作している。

エクソダスギルティ」や「探偵紳士」「ミステリート」の音楽も僕は結構好きだし、佐藤龍一さんのツイッターアカウントは前からフォローしてるけど、結構面白いおじいさんという感じで、ただツイート見てるだけですが、結構この人も個人的には尊敬してる方ですね。

佐藤龍一の流星オーバードライブ:ゲーム作家、菅野ひろゆき氏亡くなる。

まあいろいろ書いてきたけど、原画家とか音楽家とかも尊敬してるけど、僕にとって一番は菅野ひろゆきなんで、後年はちょっと残念な評価の人になってしまったけど、そこも含めて僕は好きだったし、未だに「YU-NO」を超えるゲームは僕の中では無いと思ってるし、そうじろうというハンドルネームは「プレゼントプレイ」というゲームの主人公の名前から取ってるんだけど、「プレゼントプレイ」も僕は結構好きで、もう少し評価されてほしいというか、これも遊びやすくリメイクしてほしいなと思ってたりするんだけど、まあ無理だろうな。