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「涼宮ハルヒの憂鬱」(2009年版)感想

Netflix アニメ感想

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Netflixで「涼宮ハルヒの憂鬱」(2009年版)を見ました。

2009年版は、2006年に放送された1期を時間軸通りに並べて、間の話を新規に作り、1期の間に時間軸通りに追加したバージョンとなっている。

2006年の1期と、2009年に作られた新作回では、明らかに作画が違っていて、2009年の新規の映像の方が綺麗なんだけど、個人的には、2006年版の方が確実に面白いように感じた。

この面白さの差は何かと考えると、たしかに、エンドレスエイトや、ただ学園祭用の映画の撮影してるだけなど、そもそも扱ってる話自体が地味ってのもあると思うけど、そういうことじゃなくて一言で言えば、空気感が違うように感じた。

その空気感の一つは、2006年前後のアニメ業界の雰囲気というのがあると思う。2006年といえば、「Fate/stay night」「ひぐらしのなく頃に」などが放送されていた時代。今と比べれば作画は微妙だが、間違いなくアニメに情熱を感じられた時代だったように思う。そういう時代の空気感みたいなものが、今の時代にはない「面白さ」となっていたように感じた。

あともう一つ思ったのは、ヤマカンこと山本寛の存在。監督ではなかったがシリーズ演出や脚本・絵コンテを担当していたりと、彼の存在も何だかんだで大きかったんじゃないかなと思う。「フラクタル」はアレだったけど、「かんなぎ」「Wake Up, Girls!」とかは結構面白かったし、また彼にもアニメ作って欲しいと思う。

ヤマカンがいなくなって少々味気なくなった京アニだが、2006年に制作された、ハルヒの学園祭でのライブシーンだが、今見ても素晴らしくて、それはその後、「けいおん!」のライブシーンとなり、やがては「響け!ユーフォニアム」のコンクールでの演奏シーンへと繋がっているように感じて、アニメのクオリティだけはますます磨きがかかっていて、何だかなんだいっても、まだまだ日本のアニメ製作会社の中ではトップクラスの制作会社だと思っているので、今後も京アニには期待してます。

劇場アニメもいいと思うだけど、やっぱりテレビアニメの面白さってあると思うんで、テレビアニメという媒体でクオリティの高いアニメを作り続けている京アニは、やっぱり凄いと思いますね。

あと3Dアニメより、手描きアニメだと思ってるので、今アニメーターの待遇とかいろいろ話題になってるけど、やっぱり手描きアニメ最高だと思ってるので、京アニに限らず、アニメ業界には頑張ってもらいたいと思います。