テレビアニメ「YAWARA!」最終回までの感想

テレビアニメ「YAWARA!」全124話を見終えました。

最後の体重別選手権での猪熊柔と本阿弥さやかの対決は、結果は予想出来つつも緊迫した展開で、ドキドキハラハラしながら見てしまいました。

で、やわらちゃんが勝つわけですが、勝ったやわらちゃんよりも、負けた本阿弥さやかに同情してしまう。

本阿弥財閥の令嬢で、欲しいものは何でも手に入る彼女が、血の滲むような努力をしてもなお手に入れられないものがあって、一人で悔しくて泣く本阿弥さやかの姿には、風祭(かざまつり)でなくてもキュンとしてしまいますね。

やわらちゃんと本阿弥さやかの決着、父親の猪熊滋悟郎との決着、そして、いつもやわらちゃんを追い続けてきた新聞記者の松田耕作との恋の行方も一応の決着をつける形で、長いテレビシリーズは幕を閉じた。

途中の感想でも書いてきたけど、「YAWARA!」は、なかなか柔道をやろうとしないやわらちゃんを周りの人達が必死に柔道の舞台に押し上げる話で、「柔道やらない→柔道やる」の繰り返しで、高校編、短大編、社会人編へと進んでいくが、テレビアニメ「YAWARA!」が放送されたのは1989年~1992年だが、80年代後半から90年代前半辺りの空気感を持つ独特のキャラたちが、ストーリーを盛り上げていた。

高校編で言うと、花園とか、90年代前後あたりの典型的な不良キャラ須藤とか、短大編だと伊東富士子を始め、伊東富士子によって集められたキョンキョンなどの三葉女子短大の柔道部のメンバーなどなど、面白いキャラが多数登場した。

あと、やわらちゃんと松田の間に、ちょっかい出してくる加賀邦子というトラブルメーカーも非常に良い味だしてた。

中でも特に好きなのは、伊東富士子で、やわらちゃんと柔道したいために常に一生懸命頑張る彼女姿には何度も感動させられた。

あと、結構好きなのが、やわらちゃんの就職先の鶴亀トラベルの羽衣係長。窓際社員でいつもスポーツ新聞を読んでいたことで、やわらちゃんのことをよく知っていて、クビ覚悟で、やわらちゃんを柔道の試合へ送り出したり、いつもスポーツ新聞を読んでた豊富な知識で柔道好きの大手自動車メーカーの専務に気に入られ商談を決めたりするが、でも、家に帰ってくると、妻と子供に全く相手にされてないという、妙にリアルな家庭環境とかが大好きだった。

僕は、冴えない中年サラリーマンが頑張っちゃう話って結構好きですね。サラリーマンアニメやってほしいね。

まあ、このアニメの魅力はいろいろあるけど、やわらちゃんは柔道の天才だけど、普通の人以上の訓練もしていて、ちょっと裏覚えだけど、やわらちゃんのおじいちゃんである猪熊滋悟郎と祐天寺の会話で「打ち込み500本じゃ」「そんな無茶です」「何を言う、それがやわらにとって普通なんじゃ」みたいな会話があって、つまり、常人にとって無茶なことを普通にやってる人が天才なんだろうと思ったりしました。

まあ、アニメの中の話ではあるんだけど、やわらちゃんの凄さの裏には、ちゃんと物凄い努力もしてるという解説やセリフが度々入るところはよかったなと思ったりしましたね。

テレビアニメ「YAWARA!」は、どの世代の人が見ても楽しめるアニメだと思いますが、僕にとっては世代ドンピシャで、今僕は37歳ですが、年甲斐もなく、放送されていた当時の小4~中1のころに戻ったような気持ちで夢中になって見てしまいました。

年代を跨いじゃってるのであれですが、まあ90年代の作品といっていいのかな。90年代最高レベルのアニメだったと思います。

まあ、まだ、劇場版とスペシャル回が残ってるんですけど。

で、昔のアニメって面白いなと最近、昔のアニメにハマりつつあり、昔のスポーツアニメ繋がりで、この夏は、「六三四の剣」と「スラムダンク」を見ようかと思ってます。「六三四の剣」はU-NEXTの見放題にあります。「スラムダンク」は、Amazonプライムとかでも配信されていますね。